査定に影響する具体的な汚れ

査定に影響する具体的な汚れや減点数をいくつかご紹介いたします。
中古自動車査定基準によると、内装の目立つ汚れは5点、カードサイズ未満の汚れやシール跡、テープ跡、接着剤跡には10点の減点がされます。
また、異臭やタバコのヤニ、ペットの毛の付着などに対してはなんと40点もの減点がされてしまいます。
異臭には、タバコのヤニやペットの毛だけでなく、芳香剤の匂いも該当するため、注意が必要です。
さらに、エアコンからのカビ臭や飲食物の臭いが車内に染み付いている場合も、減点の対象になる可能性があります。
ですので、車内クリーニングをプロに依頼する場合、各業者の費用を比較してみることが大切です。
プロに依頼することで、個人で行うのが難しい清掃や、時間を作ることが難しい場合には便利です。
また、プロの清掃には専門知識や技術が備わっているため、より綺麗な状態に仕上げてもらえます。
ただし、依頼する業者によって費用が異なりますので、事前に比較して適切な業者を選ぶことをおすすめします。

純正品を用意しておく

一言で言えるわけではありませんが、一般的に純正オプションは社外品よりも査定額が高くなる傾向があります。
具体的には、車を売る際に純正品を装備していると、車の状態が良いと見なされて査定額がアップすることがあります。
ですので、わざわざ純正品を購入する必要はありませんが、もし既に車に純正品が装備されているのであれば、査定の際にそれを用意しておくと良いでしょう。
これによって、査定額に良い影響を及ぼすことができます。
また、車のスペアキーも大切な要素です。
普段はあまり使うことがありませんが、もしスペアキーが存在しないと査定額にマイナスの影響が出る可能性もあります。
同様に、車の取扱説明書も揃えておくことをおすすめします。
どちらも、車を購入する際にあって当たり前のものですので、査定額にも影響する可能性があります。
また、車を売却するタイミングと税金の関係についても考慮しましょう。
自動車税は毎年4月1日時点で登録された車両に課される税金です。
通常は1年分を一度に支払いますが、もし年度途中で売却する場合、自賠責保険のように還付金がありません。
したがって、売却するタイミングによって、残りの自動車税を支払わなければならない可能性があることを念頭に置いておく必要があります。